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メダカの教室

今日は、長男がずっと楽しみにしていた教室の日でした。
その名も『メダカの教室』。
西宮市環境学習推進グループが主催している小学生向けの教室で、
1ヶ月程前にハガキで教室参加の抽選申込をしたところ、
無事当選したのでした♪

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保護者一人同伴が最初の決まりだったので、
Jさんと長男が二人教室に参加してきました。
教室では、いろいろと興味深いことを学んで来たようです。

さて、二人が帰ってきました。
今回の教室では、最後にメダカが10匹配布されるという特典もあったので、
ただいまアラフォー真っただ中の私でありますが、
二人の帰りを子供のように今か今かと待っていました。
相変わらず単純明快な人間です(苦笑)

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メダカちゃん、よく来たね〜♡

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これ↑何してるかわかりますか?
午前中、Jさんがメダカの住み良い水を作って、水槽に準備しておいたので、
持ち帰ってすぐにでも、せまいビニール袋から広い水槽に
移してやりたいところでしたが、それはNGなのです。
このまま直接放り込むと、急に水温が変わってメダカがびっくりするのだそうです。
だから、こうして30分程、水槽の中にビニール袋を入れて、
水温を馴染ませてやるんですって!
勉強になりました。

こうして馴染ませ、水槽に移してやった後は...。
長男の勉強机の上に水槽は設置されました(笑)
実は、うちの長男の机はびっくりするぐらい大きいのでそれが可能なのです。
私が小さい頃にも、勉強机の上に自分だけの水槽を置いてもらえたら、
すごくうれしかっただろうな。

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実は、長男のメダカを飼いたい熱が上がったのは、数ヶ月前にさかのぼります。
ホームセンターでメダカの飼育セットを見つけた時から、ずっと言い続けていて、
それほどいうならと、飼育セットもあえて自分の貯めたお金で買ってはどうかと
勧めてみたところ、二つ返事でコツコツ貯めていた貯金箱のお金で買ったのでした。
ドラゴンクエストのスライム貯金箱からです...(涙)
そのセットというのが『Tetra』のもので、もともと6000円以上のものが、
たまたま3000円になっていたのも決め手だったとか(こだわりの男Jさん談♪)。

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こうして数ヶ月後、自分が心から望んだことを成し遂げた長男の達成感を思うと、
今日という1日は私にとってもうれしく、心躍る1日でした。

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メダカちゃん、今日から仲良くしようね〜!
いつか赤ちゃんもたくさん産んでもらって、
『il cutito』最大のネタを提供していただきますわよっ♪






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西宮市環境学習推進グループからいただいたプリントに、とても大切なことが書いてあったので、自分自身の覚書きとして、ここにも記しておくことにしました。

              

                『お願い』
                         
                         西宮市環境学習推進グループ

メダカは日本でも数が少なくなり、平成11年2月、環境省レッドデータブックにより絶滅危惧種のⅡ類に指定されました。今では、子供達が近くの池や小川でメダカを見ることは、とても少ない状況です。メダカは同じように見えても、各水系によって遺伝子レベルでの相違が指摘されていますので、遺伝子の拡散を防止するために下記の事項を遵守下さるようお願いいたします。

・飼育は水槽や池などの閉鎖水域でお願いします。

・水路や河川への放流はしないでください。

・できる限り、多種(ペットショップのメダカ、他地域のメダカなど)との
 混合飼育はしないようにお願いします。

・たくさん増殖した場合は、環境学習サポートセンターにて引き取りをします。
 (*多種との混合飼育をしていない場合に限る)

・メダカを譲渡する場合は、上記の事項を遵守するようにお伝え下さい。


*なお、日本メダカは遺伝子の型により分類すると、
 大きく分けて「北日本型集団」と「南日本型集団」に分かれます。
「南日本型集団」の中でも9つの型に分類され、「東日本型」「東瀬戸内型」
「西瀬戸内型」「山陰型」「北部九州型」「有明型」「大隅型」「薩摩型」
「琉球型」です。

  

そして、今回配布していただいた西宮市の日本メダカは「東瀬戸内型」です。
自分の住まう街にもともと生きていた日本メダカが、こうして我が家にやってきた。
それを思っただけでも、大切に育てなければと、使命に燃えている次第です。
日本メダカのためにも、息子のためにもがんばるぞ!